Entries from 2015-12-01 to 1 month

(続き)

目下、遅い足取りながら、柄谷行人著『遊動論ー柳田国男と山人』を読んでいる。非常に刺激的な論考である。『遊動論』を読みつつ、柳田国男の「遠野物語」や「山の人生」を手に取って読み直しをすることもしばしばである。柄谷の著作は、巷に溢れる単なる現…

今年やり残した事など(メモ風に)

近隣の街に住む工芸デザインを専門とする方が、私の住むマンションの一階の集会室で数度にわたって、「大人の課外授業『人生100年時代を生きる』自分史の書き方」というテーマで講義をなされた。私も知り合いを通して誘われ何度か出席した。さまざまな資料を…

中欧写真集

ウィーン市街遠望 ベルヴェデーレ宮殿 カレル橋とプラハ城遠望 チェスキー・クルムロフ [:] ハンガリーの農村風景(版画) プラハ旧市街広場 ブダペスト・マーチャーシュ教会

ロック画面でのスライドショー(続き)

ロック画面でのスライドショー

新しく購入したパソコンacerで、ロック画面に写しだされるスライドショーを眺めて、自分が撮った数々の写真を楽しんでいる。画面いっぱいの写真もあれば、画面が4,5枚の写真の組み合わせに細分化されて出てくることもある。 時系列ではなく意想外な組み合わ…

「火花」(又吉直樹著)についての感想

20歳の徳永は、熱海の花火大会で、4歳年上の先輩芸人である神谷と出会う。二人で酒を酌み交わすうちに、徳永は神谷に「弟子にして下さい」と頭を下げて言う。神谷は天才肌で人情味豊かな人物である。神谷は「俺の言動を書き残して、俺の伝記が書けたら免許皆…